
こんにちは、ヘアケアブログ編集部です。
6月に入り、じめじめとした湿気や気温の変化で、
体調を崩しやすい季節になってきましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
こんなときこそ、夜のバスタイムをゆっくりと過ごし、
心と体をリフレッシュすることが大切です。
さて、最近よく聞くのが、「どんなシャンプーを選べばいいのかわからない」というお声。
特に、30代・40代・50代の女性や男性から、こんなお悩みをよく伺います。
「ヘアケアを始めたいけど、シャンプーが多すぎて選べない…」
「成分って見てもよくわからないし、肌荒れも気になる…」
今回はそんな“シャンプー難民”のみなさまに向けて、
「シャンプーに含まれる成分と“経皮毒”の考え方」を、わかりやすくお届けします。

シャンプーの経皮毒って何?
成分から考える、髪と頭皮にやさしい選び方
「経皮毒(けいひどく)」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、肌から体内に取り込まれる有害物質が、健康に悪影響を与えるという考え方です。
特に、毎日使うシャンプーなどの化粧品に含まれる成分が気になる…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、よく話題にあがる代表的なシャンプー成分と、その影響について、わかりやすくご紹介します。

気をつけたい代表的な成分
■ ラウリル硫酸ナトリウム
洗浄力が非常に強い界面活性剤。
泡立ちがよく、安価なため多くのシャンプーに使われてきました。
ただし、脱脂力が強すぎるため、必要な皮脂まで奪ってしまい、頭皮が乾燥したり、かゆみ・炎症の原因になることも。
敏感肌の方は避けたほうがよい成分です。
■ ラウレス硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸ナトリウムをややマイルドに改良した成分。
ラウリル硫酸ナトリウムほど刺激は強くないものの、洗浄力は依然として高めで、
肌が弱い方には負担になることもあります。
使用感はスッキリですが、乾燥が気になる方には不向きかもしれません。
■ スルホン酸(例:オレフィン(C14-16)スルホン酸Na)
石油由来の高洗浄成分で、ラウレス硫酸ナトリウムと同様に洗浄力と脱脂力が高いのが特徴です。
泡立ちは豊かでスッキリとした使用感がありますが、
肌が敏感な方や乾燥しやすい方にはやや刺激となる場合もあります。
強い洗浄力により皮脂を取りすぎてしまうことがあり、
頭皮のバリア機能を損なうリスクも指摘されています。
そのため、毎日使用するには注意が必要で、
特に乾燥やかゆみが気になる方にはあまりおすすめできません。
■ カチオン界面活性剤(例:塩化アルキルトリメチルアンモニウム)
リンスやトリートメントによく使われる柔軟成分。
静電気防止や髪のまとまり感を出すために有効ですが、
肌への刺激性や、蓄積によるかぶれ・かゆみなどの報告も。
特に頭皮に残ると刺激の原因になるため、しっかりすすぐことが大切です。

経皮毒の「真実」
「経皮毒=すべての成分が体に蓄積されて危険」といった考え方もありますが、一概にすべてが危険とは言い切れません。
実際には、成分ごとの性質や使用量、肌の状態などによって影響はさまざまです。
大切なのは、むやみに怖がるのではなく、正しい知識を持って選ぶこと。
特に**敏感肌の方や乳幼児、ホルモンバランスの変化が気になる方(更年期・妊娠期など)**は注意が必要なケースも多いため、
自分や家族の肌に合ったものを選ぶ「目」を養うことが大切です。

どう選ぶ?髪と頭皮にやさしいシャンプー
アミノ酸系界面活性剤使用(例:ココイルグルタミン酸TEAなど)
石油系界面活性剤フリー
天然由来成分が中心
無添加(香料・着色料・防腐剤などが少ない) などの表示があるシャンプーを選ぶ事をおすすめします。
最後に 私たちの肌は思っているより繊細です。 毎日使うものだからこそ、「何を選ぶか」が未来の美しさと健康につながります。 成分表示をじっくり見ることも、セルフケアの第一歩。 ご自身の肌や髪質に合った、やさしいシャンプーを見つけてくださいね。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シャンプー選びは、単に香りや泡立ちだけではなく、成分を正しく理解することが大切な時代になっています。
ルヴォーグでは、髪と頭皮にやさしい処方を追求した製品づくりを大切にしています。
今後も、健やかな髪と頭皮を育てるための情報を、わかりやすく発信してまいります。
ぜひ次回のブログも楽しみにしていてくださいね。
\あなたにぴったりのヘアケアが見つかりますように/