男性型脱毛症って何?/ 原因って何?
若年性と、壮年性に分けることができますが、双方合わせ「男性型脱毛症」と呼ばれています。そして、その最大の特徴は髪の成長期が短くなることです。短縮化した成長期のあとには、退行期、休止期がやってきますから、生まれた髪がはやく抜けてしまうわけです。そもそも、休止期の髪が抜けるのは、正常なことですが、成長期から休止期までの一連の周期がみだれてしまうと、頭皮に出ている髪の量にも変化が現れます。一旦、発毛バランスがみだれると、生まれた毛が細く弱々しくなっていくのも特徴です。末期的には、うぶ毛状になり、やがて再びそこからは発毛しなくなります。こうして、頭皮が露出し薄毛が進んでいきます。
脱毛症は何歳くらいから?
何歳から薄くなるかは個人差があり、その程度もさまざまです。早い人は18歳前後から脱毛が始まることもあります。また急激な脱毛が進むこともあり、年齢や進行のスピードにかなり差があります。
ヘアサイクルって何?
髪は一定のサイクルで生まれ変わります。この周期をヘアサイクル(毛周期)と呼びます。「成長期」→「退行期」→「休止期」の段階を経ます。この周期には、個人差がありますが、通常4年~7年で繰り返されています。薄毛・脱毛・脱毛症はこのサイクルが短くなり髪が成長する前に抜け落ちてしまうことです。
脱毛症の兆候ってありますか?
・毛がやわらかくなってきた
・髪の毛の色が薄くなってきた
・寝癖がつかなくなってきた
・ウェーブが出てきた
・毛が傷んできた
・毛が伸びにくくなってきた(特にひたいの生え際)
・頭皮に異常がある(かゆみ、炎症、吹き出物、痛み、ふけ)
・抜け毛が増えた